グループからの卒業を発表しているAKB48大島優子(25)が23日、千葉・幕張メッセで「大島優子感謝祭」を行った。

 握手イベントには、CD購入者などから抽選で選ばれた6000人が参加。ライブでは「ヘビーローテーション」「To

 be

 continued.」「ここにいたこと」「前しか向かねえ」の4曲を“ソロ”で披露した。代表曲「ヘビーローテーション」を1人で歌うのは初めて。「カラオケみたいになってしまいましたが、皆さんが掛け声を返してくれて1人じゃないと思いました」。

 あらためてファンに卒業を報告し、「AKB48に入っていなければ、メンバーや皆さんに出会えてなかった。今までのAKB48の大島優子とはサヨナラですが、これからは個人の大島優子として歩んでいきたい。一緒に次のステージにいってくれますか?」と話すと、大歓声が上がり、「約束ですよ」と笑顔を見せた。

 会場では、特設の「大島優子ミュージアム」を展開。06年4月のデビュー時からの衣装115着をはじめ、歴史をたどる年表や写真、過去に表紙を飾った雑誌、販売などされた生写真約400枚が展示された。握手会の前には大島自身も「なつかしい」と声を上げながら練り歩いた。

 大島は、今月29、30日に東京・国立競技場で開催されるコンサートでセレモニーを行う。また5月5日にはインテックス大阪で感謝祭を開催し、6月2日に東京・秋葉原のAKB48劇場で卒業公演を行う。