今年2月にインドネシア・ジャカルタで公演を行うAKB48のメンバーが29日、発表された。次期総監督の横山由依をはじめ、峯岸みなみ、倉持明日香、北原里英、島田晴香、松井咲子ら16人で、2月20日にジャカルタのコタ・カサブランカでJKT48と共演する。

 AKB48は2012年3月にジャカルタでコンサートを行い、前年秋に現地でデビューしたばかりのJKT48と同じステージに立った。今回はそれ以来3年ぶりの公演となる。インドネシアのトップアイドルグループに成長したJKT48とAKB48の今回の共演は、現地のファンの間で大きな話題となっている。AKBのメンバー16人にはJKT48卒業生の野沢玲奈も入り、ジャカルタのファンの前に“凱旋(がいせん)”する。また、AKB48からJKT48に移籍した仲川遥香、近野莉菜は、ジャカルタのステージで古巣のメンバーと“再会”する。

 このコンサートはスカパーJSATが運営する海外向け日本コンテンツ専門チャンネル「WAKUWAKU

 JAPAN(ワクワクジャパン)」の開局1周年を記念して開催される。同チャンネルは昨年2月にインドネシアで、同6月にミャンマーで放送がスタートした。「AKB48

 ネ申テレビ」「劇場版

 私立バカレア高校」などメンバーが出演したテレビ番組や映画も数多く放送されている。

 今回のコンサートの模様は4月に同チャンネルで放送され、その後に日本での放送も予定されている。コンサートの前には、AKB48を追ったドキュメンタリー映画「DOCUMENTARY

 of

 AKB48」3作品を現地の映画館などで上映し、AKB48とJKT48のメンバーが駆けつけて舞台あいさつやトークショーを行う。