映画「きな子～見習い警察犬の物語～」（８月１４日公開）の完成披露試写会が２８日、香川県高松市内で行われ、主演夏帆（１８）寺脇康文（４８）小林義則監督が舞台あいさつに立った。

　香川県の警察犬試験で失敗を続ける実在の犬「きな子」の奮闘ぶりを映画化。すべてのロケを行った同県内で最初の試写会が行われた。夏帆は「昨日、高松に来た時は思わず『ただいま』と言ってしまった。今日の観客の皆さんは、映画に何らかの形でかかわって下さった方々が多いと聞いています。ありがとうございました」と頭を下げた。劇中で成犬のきな子を演じたラブラドルレトリバーも登壇した。

　その後、映画のヒット祈願のため、香川県琴平町の金刀比羅宮を訪問。寺脇は「まず皆さんに映画を見てほしいんですけど、自分の健康も祈りました」と本音を漏らした。