最終週を迎えたNHK連続テレビ小説「マッサン」のヒロイン、シャーロット・ケイト・フォックスが26日、今後の日本での活動に自信をみせた。

 取材陣から「海外の女優さんが日本で成功した例はあまりないが」と心配されると「じゃあ、(私が)変える」とコミカルに親指を立て、主演の玉山鉄二ら周囲を笑わせた。

 この日は東京・渋谷の同局で次期朝ドラ「まれ」(30日スタート)の主演、土屋太鳳とのバトンタッチセレモニーが行われた。記念品の交換では、「マッサン」側からスコットランドのタータン柄のマグカップ&エプロン、「まれ」側からは、輪島塗のめおとカップが贈られた。玉山は「シャーロットとは遠距離恋愛になってしまうが、これで飲みながら夫婦を思い出したい」とうれしそう。めおと茶わんについて説明を受けたシャーロットも「これを見て必ず鉄二さんを思い出します」と笑顔で話した。

 長丁場の主演を務める土屋に対して玉山は「すごく大変です。僕もシャーロットも倒れました」と振り返り「頑張った自分はほめてあげて、よくなかった時は反省する。自分と向き合うことが大事で、いいものができる」とアドバイス。シャーロットは「終わりがないように感じることもあると思いますが、瞬間を大事にしてほしい。大変な時は何でも私に言ってください。お弁当も作るし、マッサージもしにいきます」と土屋を抱きしめた。

 土屋は「おふたりのすてきな夫婦を毎日メーク室で見て、パワーをもらっていました」と話し、プレゼントに「心の支えにします」と喜んでいた。