俳優里見浩太朗(78)が3年半ぶりにTBS系「水戸黄門スペシャル(仮題)」(今夏放送予定)に主演し、「誰もが納得のいく、最後のご老公をお見せします」と約束した。終盤に入った収録は22日も京都市内で行われた。

 里見は65歳から、11年12月の終了まで5代目黄門様を演じ「当初は老練さが出せなかったが、やっと今、年寄りに見える。でも、多分これが最後の水戸黄門。涙しながら笑って楽しみたい」。

 一方で、最後の覚悟とは裏腹に「(特番が)すごくいい視聴率で『また…』となる夢は持っています」と本音も吐露した。

 今回は徳川綱吉の後継騒動や、光圀と実子・松平頼常の葛藤も描かれる。助さん、格さんは、里見との主従役が長い原田龍二、合田雅吏。