お笑い芸人のフルーツポンチ村上健志(34)が3日、地元の茨城県牛久市から大相撲の大関稀勢の里(28=田子ノ浦)とともに市の観光大使に任命された。市役所で、市民の前で開かれた任命式に出席して「僕は大関と違って、実はプライベートで市役所に来て『観光大使になれます?』って尋ねたら、任命してもらったんです。大関のおかげで、こんな大きな任命式を開いてもらいました」と内幕を明かして感謝した。

 バラエティー番組「アメトーーク!」で、あまりに運動神経が悪く、走る際に膝が曲がらないことから「ヒザ神(しん)」の異名を持つ村上。市民から何度も「ヒザ神!」と呼ばれて「ヒザ神って、悪口ですからね。やめてくださいね」と苦笑い。それでもやまない掛け声に、逆手に取って「牛久をこれからも広めていけるよう、変な走り方ですけど、全力で行きたいと思います」と笑わせた。

 稀勢の里とは初対面。ただ、実は祖父が稀勢の里の郷土後援会に入っており、番付も実家に届いているという。「今後はゴリゴリに推していきます。横綱になってほしいです。横綱は相撲界の神さま。僕も神さまですから、牛久から2人の神が…っておかしいでしょ!」とノリツッコミで締めていた。