ジャニーズWESTが6日、初の全国ツアー横浜アリーナ3日間公演の最終公演を行った。昨年4月にCDデビューしたばかり。わずか1年で6都市計15万人を動員するツアーを行う。中間淳太(27)は「ずっと夢でした」。デビュー1周年記念アルバム「パリピポ」を引っ提げたツアー。関西らしくお笑いはもちろん、大人っぽい曲も歌いこなすなど、デビュー1年とは思えない完成度の高さを見せた。

 先輩の関ジャニ∞村上信五、丸山隆平、安田章大が見守った。細かくメモを取っていた村上は公演後、「20点ですね。伸びしろが80点分ということで。俺らは同じころ2点でしたけどね。僕らも刺激になりました」と厳しくも期待を込めた。丸山は「ちゃんとしたジャニーズが関西からでてきた」。安田は「ポテンシャルがありますね」。

 最年少の小瀧望(18)は「村上君から疾走感、フレッシュさがないと言われました」と苦笑いしつつ「生きているうちに(先輩を)抜きたい」。中間は「様子見、準備段階の1年でしたが、ツアーをきっかけに走りだしていきたい」とそれぞれ意気込んだ。