「尾木ママ」こと教育評論家の尾木直樹氏(68)が、バラエティー番組で裏方スタッフを軽視したような発言で批判を浴びて謝罪したモデルで女優の広瀬すず(17)の対応を「大人の人も見習わなくては」と称賛した。

 尾木氏は20日に自身のブログを更新。「気持ちいいですね♪すぐ謝罪した広瀬すずさん!!」という表題でエントリー。広瀬が18日放送のフジテレビ系「とんねるずのみなさんのおかげでした」で裏方スタッフを軽視したような発言をし、ネット上などで批判を浴びた直後に、ブログやツイッターで謝罪したことに触れた。

 尾木氏は「自分に非があるときうっかり軽率発言でも自分で気付いたら謝罪する、これはどんな人にも大切だと思います…」と主張。「誰しもましてや若い時はミスおかしがちです…でも、その都度反省改めて成長していくのだと思いますよ…」と教育的観点から広瀬をかばった。その上で、「大人の人も、広瀬すずさん見習わなくてはね」と自身の軽率な発言を反省し、すぐに謝罪した広瀬の対応を称賛した。

 広瀬は「みなさん-」に出演した際、番組制作の裏方を担う照明や音声担当スタッフについて、「どうして生まれてから大人になった時に、照明さんになろうと思ったんだろうと思う。録音部さんも、腕が疲れるのになんで自分の人生を女優さんの声を取ることにかけてるんだろう…すごい考えちゃいます」と、裏方を“軽視”したような発言をした。

 その後、ネット上では、一部の視聴者から「スタッフを軽視しているのでは?」などの声が上がった。その反応に対し、広瀬はブログとツイッターで「私の軽率な発言がありました。いつもお世話になっているスタッフの方々に誤解を与えるような発言をしてしまい、申し訳ありませんでした。本当にごめんなさい」と謝罪した。