お笑いタレントの出川哲朗(51)が自分の娘を叱らないダウンタウンの松本人志(51)に対し、「お笑いの天才だか何だか知らないけど、人としては俺の方が絶対上だ」とうそぶいた。

 出川は11日放送のフジテレビ系「人志松本のすべらない話」に出演。ある年の正月にグアムに向かう機内で松本一家に遭遇した時のエピソードを披露した。出川は挨拶をしようと近寄った。笑顔で自身を見ていた松本の娘に対し、頭を撫でようとしたが、その瞬間、娘は凄い形相で出川を睨み、手を払いのけたという。

 松本の娘の対応に動揺する出川に対し松本の妻が「ごめんなさい。この子、人見知りで・・・ごめんね」と謝罪した。出川は娘の態度については気にしていなかったが、松本のことが気になっていたという。出川は「松本がお笑いに対し、ストイックだから、子育ても厳しいのでは」と思っていたといい、自身に失礼な態度をした娘に対し、怒っているのではないかと心配した。

 しかし、松本の方に視線を向けると、予想に反し松本はニヤニヤしているのみ。そんな松本に対し、出川は内心では「ふざけるな!ここは大人として、親として、絶対に(娘を)怒らないといけないのに」と思ったという。その時の松本の姿勢に対し、出川は「笑いの天才だか何だか知らないけど、人としては俺の方が絶対上だ」とうそぶき、出演者を笑わせた。

 当時を振り返り、出川は「あそこは絶対に叱らないといけない。(娘に)甘い、甘い」とチクリ。「(ちゃんとした対応をした)奥さんが正解」だと主張し、松本を苦笑いさせた。その上で、松本の娘に対しては「さすがだなと思った。俺の扱い方もすでに知っている。さすが天才の娘」と持ち上げた。