福山雅治(46)が19日、ゼップ東京で、初の試みとなる10代ファン限定のライブを開催した。

 10代ファンからネットなどで「おじさん」と言われていたことにショックを受けた福山の「10代との距離を縮めたい」という思いから、開催に至った。

 冒頭で「いつもはお姉さん方やお兄さん方に囲まれていたかもしれないけど、今日は思いっきりはしゃいじゃっていいんですよっ!『ましゃ兄』って呼んでもいいんですよっ!」と両手を広げると、ファン2700人から大歓声を浴びた。

 事前にインターネット上で行われた10代ファンたちからのリクエスト投票で上位だった「蛍」や、デビュー曲「追憶の雨の中」などを披露した。途中の「虹」とこの日発売の新曲「IamaHERO」は、フジテレビ系音楽番組「水曜歌謡祭」(水曜午後7時57分)で生中継された。

 福山は「今僕は46歳なんですけども、6歳くらい若返りましたよ!」と話していた。

 全21曲を歌い終えると、「今日は初めての体験をさせてもらいました。若い方々の夏の思い出になればと思ってたんですけど、それは上から目線になってしまっていました。僕の方が、みなさんからすてきな体験をさせてもらいました。これからもまたもっともっと新しいことに挑戦していきたいと思った1日でした。ありがとう、サンキュー!」と締めくくった。