歌手大杉久美子(64)が27日、Zepp TOKYOで行われたアニソンライブ「日本コロムビア アニメソング 50th THE LEGENDS ライブ」で「娘とドラえもんは年が一緒なんです」と笑いながら明かした。

 大杉は1979年(昭54)にテレビ朝日系アニメ「ドラえもん」の主題歌「ドラえもんのうた」を歌ったが、そのタイミングで娘が生まれたという。「(歌ったのは)ちょうど娘が生まれた年なんです。忙しい時に(仕事を)休んですみません」と笑みを浮かべた。

 同じ79年に映画「銀河鉄道999」の主題歌「THE GALAXY EXPRESS 999」を歌ったタケカワユキヒデ(62)は、楽曲の裏側の苦難? の歴史を振り返った。「ゴダイゴが忙しい時で、曲を作る時、打ち合わせもほとんどできなかった。何回も言っている話ですが、レコーディングする12時間前に歌詞を受け取ったんです。録音しようと思ったら、もう1曲『テイキング・オフ!』があって2曲作った」と苦笑した。

 タケカワは「アニメの集まりだと、歌った記憶がない。うまくごまかして『モンキーマジック』を歌っていた」と打ち明けた。「『ずいぶんアニソンを歌ってますね』と言われても『THE GALAXY EXPRESS 999』含め2曲くらいしかないっすよ、と言っていた」時期もあったという。

 それがNHKで78年から放送されたアニメ「キャプテン・フューチャー」の主題歌「夢の舟乗り」も歌っていた。「1回、NHKに頼まれて、番組で歌ったら難しくて。今度は覚えて、歌いたい」とリベンジを誓っていた。