歌舞伎俳優市川海老蔵(37)が30日、京都・南座で開幕した「吉例顔見世興行」に出演し、楽屋裏には、共演する片岡愛之助(43)宛てに、交際中の女優藤原紀香(44)から花が届いていることを明かした。海老蔵は自身のブログに胡蝶蘭の写真を掲載し、“楽屋ニュース”をちゃめっ気たっぷりに報告した。

 また、出演中の南座公演は、京の師走恒例となった東西合同大歌舞伎で、今年は4代目中村鴈治郎(56)の襲名披露でもある。夜の部では、鴈治郎の父・坂田藤十郎(83)や、片岡仁左衛門(71)の両人間国宝らとともに、口上に登壇した。

 海老蔵は、4代目鴈治郎について「おおらかな人柄に尊敬しております。昔から共演も多くさせていただき、指導もいただきました」と人柄にふれた後、今度は「夜の方でも大変、ご指導が多くございまして。お店でお兄さまの笑い声が聞こえ、次の店に行ってもお兄さまの笑い声が…」。4代目鴈治郎の夜の活躍ぶりも紹介し、会場をわかせていた。

 公演は12月26日まで。