米国時間の10日朝、ゴールデン・グローブ賞候補者リストが発表となり、レディー・ガガ(29)がミニシリーズ/TV映画部門の最優秀女優賞にノミネートされたことがわかった。

 米ケーブル局FXで放送中の人気ドラマシリーズ「アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル(原題)」で謎の女伯爵役を演じているガガは、サラ・ヘイ、キルステン・ダンスト、フェリシティ・ハフマン、クィーン・ラティファらと賞を競い合うことになる。

 ガガは同日朝、候補となった喜びを、「近所の人たちにごめんなさい。ニューヨークのアパートでまだ叫んでるわ!ゴールデン・グローブ賞に女優としてノミネートされたなんて、夢みたい。現実かしら!」とツイートしている。

 グラミー賞を6度受賞しているガガはこれまで、映画「マチェーテ・キルズ」(14年日本公開)や「シンシティ 復讐の女神」(15年日本公開)に出演しているが、ドラマ初主演となる「アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル」での同賞ノミネートは、女優として大きなステップとなる。

 過去に、同シリーズの4シーズンまで出演していたオスカー女優のジェシカ・ラングがエミー賞、ゴールデン・グローブ賞、全米俳優組合賞を受賞している。73回ゴールデン・グローブ賞授賞式は来年1月10日、ロサンゼルスのビバリーヒルトン・ホテルで開催される。(ニューヨーク=鹿目直子)