モーニング娘。’15の卒業を目前に控えている鞘師里保(17)が、明石家さんま(60)にパフォーマンス上の“計算”を見破られていたことに驚いた。

 鞘師は19日放送のラジオ番組「ヤングタウン土曜日」でさんまと共演。ハイレベルなダンスパフォーマンスに定評がある鞘師だが、さんまは「良い所でもあり、悪いところでもある」とした上で、「手をパッと上にあげて後ろに振り返るとき、カッコつけるのすげぇやるね。あれ、カッコつけすぎやわ」と指摘した。

 細かい指摘に、鞘師は「えー!?どこ?どこ?」と笑い、共演者のモー娘。OG高橋愛(29)は「めっちゃ見てる、めっちゃ見てる」と驚き。さんまは鞘師のパフォーマンスについて「何気なく『振付じゃないよ』みたいな」と、アドリブっぽく見せている仕草だと説明し、『格好つけやがって』って思って」とイジった。

 さんまは、鞘師のそういったパフォーマンスは、SMAP木村拓哉(43)とも共通していると指摘。さんま曰く、木村の場合はダンス中にモニターに抜かれる瞬間をしっかり把握した上でウインクをするのだという。「ポイントを知ってる。格好良く見えるポイントを知っとるんですよ、こいつら。もう、なんかイヤやね。『計算しすぎや、アホンダラ』って、木村には注意するんですよ」と語った。

 そんな“計算しすぎ”なパフォーマンスに、「汚い!なんやねん、あのウインクは」と罵るも、「そういうところは、やっぱり、さすが」とアイドルとしての才能を認めた。

 鞘師は木村に並べてほめられたことに「ありがとうございます」と喜んだが、思わぬ指摘に「『見られてた』って思いました」と笑った。