10日に膵臓(すいぞう)がんで亡くなった、ジャーナリストの竹田圭吾さん(享年51)の通夜が15日、東京・築地本願寺で営まれた。この日はフジテレビ系で放送された「Mr.サンデー」で共演した木村太郎氏(77)、滝川クリステル、木佐彩子アナウンサーら約1000人が参列した。

 通夜に参列した、お笑いコンビ「パックンマックン」のパトリック・ハーラン(45)は涙が止まらなかった。「コメンテーターとして(テレビに)出始めた5年くらい前からバックアップしていただいた。竹田さんがいらっしゃると、今日は、やりやすいと思った。先月のテレビ東京の番組が最後…今月も共演の予定があったのに、いつの間にかお別れになってしまった」と声を詰まらせた。

 竹田さんの遺影と祭壇に語った言葉を聞かれると「ありがとう…それしかない」と言い、また泣いた。「共演者に対する姿勢を学んだ。意見が反対でも、常に認める。教えることがない、こんな僕からも常にいろいろ聞いてくださった」と、竹田さんから学んだことの大きさを強調した。

 最後に「もし、もう1回会えたら?」と聞かれると「亡くなるって、どういうことですか? と聞きたい。きっと、分かりやすく解説してくださるから」と言い、涙をこぼした。