テリー伊藤(66)が、土屋アンナとの裁判に敗訴した甲斐智陽プロデューサー(64)からの“口撃”にエールで返した。

 甲斐氏は土屋の稽古無断欠席で舞台公演が中止になったとして損害賠償を求めた裁判を起こしたが、25日に東京地裁は請求を棄却した。

 甲斐氏は判決後にTBS系「白熱ライブ ビビット」の取材を受け、VTRでテリーへの不満を噴出させた。甲斐氏は今回の裁判をめぐってテリーがテレビ番組で自身を批判したことが気に食わず、昨年11月に自身のフェイスブックでも「テリー伊藤、テレビで何かのたまうなら、もっと情報を集めて、まともなことを言えバカヤロ~!」「テリー伊藤等も、弱者の見方のような顔をして、いい加減な事をのたまわっているのです」などと怒りを示していた。

 甲斐氏はテリーが火曜コメンテーターを務める同番組の取材に、「ビビットは特に酷いよな、めちゃくちゃ極悪人のように作られるから。テリーなんかめちゃくちゃオレのこと言ってるから。何も知らないくせに、弱者の味方のようなね」と改めてテリーを批判。しかし言葉とは裏腹に顔には笑みを浮かべ、「(控訴して)ひっくり返しますよ。そしたら今度一杯飲もう、って言っといて下さい」とコメントした。

 そんな甲斐氏に、スタジオのテリーは「ビビット観てくれてありがとうございます」と笑顔。「多分、甲斐さんは誰かを敵にしていないとモチベーションが上がらないタイプ」と分析し、「名誉挽回のためには、良い舞台、良い演出をするしかないんだよね。頑張ってください。(作品が)良かったら観ます」と“エール”を送った。