映画「ライチ☆光クラブ」(内藤瑛亮監督)の初日舞台あいさつが13日、都内で行われ、主演の野村周平(22)らが出席した。朝から渋谷、池袋、横浜、川崎の各劇場を回り、新宿バルト9がゴール地点。野村は「公開を迎えて、朝から舞台あいさつをやってきました。ここからスタートではあるのですが、寂しい気持ちでいっぱい」と感慨深げに話した。

 タイトルにかけて「密告クラブ」と称した、出演者の裏の顔を暴露するコーナーでは、間宮祥太朗が野村の秘密を明かした。「野村さんは普段からすごく男らしいのですが、撮影後の飲み会で、疲れていたのか僕の胸の上で寝てしまって、『いいにおいがするね、祥太朗』って言われた。本当にかわいかった」。すると野村は「かっこいい男の前で、理性が吹っ飛んでしまったんでしょうね」と、ちょっぴり危険な? 感性を明かした。

 思春期の男子中学生9人による秘密組織「光クラブ」内の人間関係が、徐々に崩壊していくダークファンタジー。血が飛び散るなど残酷な描写も多く、内藤監督は「ある種、『血まみれの絵本』だと思って見ていただければ」とPRした。14日はバレンタインデーで、間宮は「バレンタインの前日にこのような刺激的な映画を見に来てくれて、ありがとうございます」と笑った。

 ほか古川雄輝、中条あやみ、池田純矢、松田凌、戸塚純貴、柾木玲弥、藤原季節、岡山天音が登壇した。