歌舞伎俳優市川海老蔵(38)が22日、京都市内で、歌舞伎と能、オペラを融合させた舞台第2弾「源氏物語 第二章~朧月夜より須磨・明石まで」(4月6~16日、京都劇場)の製作発表に出席した。

 海老蔵は14年春、同じく京都の南座で、歌舞伎、能、オペラを取り入れた斬新な「源氏物語」を上演しており、今回はその第2弾。「光源氏を演じるうえで表現したいのは、心の闇。そして日本の四季の美しさを表現していきたい」と語った。

 京都ゆかりの源氏だけに、海老蔵は「京都にぴったりの演目。文化に触れてもらうきっかけになれば。新しいお客さまにもぜひご覧いただきたい」と、新規ファン獲得も視野に入れ、訴えかけていた。