熊本県で発生した地震で自宅が全壊するなど被災したタレントの井上晴美(41)が、「もう私たちには何もない」と苦しい状況を明かした。

 14日夜の地震発生時からブログで状況を伝えてきた井上。テントや車中で寝泊まりし、16日には水道が使えなくなり、食料も尽きてしまったことなどを報告した。実家や友人宅も全壊し、着替えもなく身体も洗えない状況で、「だれか泊めてほしい。お宿ことごとく断られて 泣けてくる」「目にはいってくる景色はもう絶望的 ポロポロ止めどなく涙が 誰もいないこの集落に早朝わたしの泣き叫ぶ声だけが響いてる」とつづっていた。

 17日朝に更新したブログでは、ファンから寄せられる励ましの声に感謝の言葉をつづったが、「ただ泣いてるだけでは前に進めないことはわかっているのですが勝手に涙が出てくるのでどうしようもありません……」「人生再出発どうやって……また涙が出てくる…ダメだ強くいなければ 泣くのは子どもが寝てる間だけと決めよう」と辛い心境をつづった。