最近ハリウッドでは、映画とドラマの両方で活躍する俳優が増えている。たとえば、「SHERLOCK(シャーロック)」に出演するベネディクト・カンバーバッチとマーティン・フリーマンは2人とも「ホビット」シリーズ(12~14)に出演していた。同じように、映画でもドラマでも活躍する機会を若くから手に入れているのが、美しいイギリス人女優ソフィー・ターナーである。

 ソフィーは1996年生まれの20歳。幼少期から劇団に所属し、12歳の時に演劇の先生に勧められてドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のオーディションを受けたという。見事抜てきされたソフィーにとってこれがデビュー作となり、「最も違法ダウンロードされたドラマ」になるほどの人気を誇るこのドラマにシーズン1から出演しているメーンキャラクターの1人として現在も注目を浴びている。さらに、「X-MEN」シリーズの最新作「X-MEN:アポカリプス」(8月11日、日本公開)では若い頃のジーン・グレイを演じる。ソフィーがこの役に決まる前から、Twitterなどでは「ゲーム・オブ・スローンズ」の赤毛が似合うソフィーを推す声が上がっていたようで、ファンもうれしい配役である。

 ソフィーの魅力は、身長175センチという抜群のスタイルと、20歳と思えない大人っぽさ。レッドカーペットでの姿は、「王妃のよう」と言われている。「ゲーム・オブ・スローンズ」で演じている役サンサは最初こそわがままな女の子だったものの、話が進むにつれてさまざまな苦境を乗り越え、シーズンごとに大人の女性への道を歩む。ソフィーもドラマに出演し始めたころは他の出演者に「サンサによく似ている」と言われていたというが、今ではレイプシーンも演じてしまうほど女優として成長している。

 しかし、プライベートではまだまだ若い女の子らしい一面もあるようだ。「ゲーム・オブ・スローンズ」で妹役を演じているメイジー・ウィリアムズとは実生活でも大の仲良し。撮影していない時もよく会っているようで、一緒に変顔をしたり歌ったりする様子をTwitterやInstagramに投稿している。アクション・コメディー映画「ベアリー・リーサル」で共演したヘイリー・スタインフェルドとも仲が良く、手をつないで出かけている姿が目撃されている。

 ドラマでも映画でも大活躍のソフィー。最近マーベル・コミックの実写映画に出演した女優には「X:MEN」シリーズに「X:MEN:ファースト・ジェネレーション」(11)から参加しているジェニファー・ローレンスや、「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(15)に出演したエリザベス・オルセンなど、大注目のハリウッド若手女優がいる。ソフィーがこのような女優の仲間入りを果たし、今後さらなる活躍を見せることに期待したい。

【ハリウッドニュース編集部】