日本テレビ定例社長会見が30日、都内で行われ、大久保好男社長(65)が、「笑点」(日曜午後5時30分)の新司会者の春風亭昇太(56)と新メンバー林家三平(45)について期待を寄せた。

 大久保社長は昇太に「現場のプロデューサーから柔軟性のある人で、どんな回答でも対応できる素晴らしい方と聞いた。29日の放送を見たが、小気味良い、テンポの早い司会で素晴らしい司会ぶりだった。番組をさらに盛り上げ、視聴者の期待にこたえる番組になると思う」。

 また、三平には「選考の経過を承知していないが、29日の放送を見て、とても明るく、朗らかで親しみやすい方と感じた。これから三平さんの加入によって番組のカラーが豊になると思った。今後の活躍を期待している」と述べた。29日放送の同番組の平均視聴率は、28・1%(関東地区)と、現在の放送時間になった96年以降では最高の数字を記録した。大久保社長は「たくさんの方に見ていただき、御礼を申し上げたい」とした。

 また、同番組のレギュラー林家たい平(51)が8月に放送される同局系「24時間テレビ39」のチャリティーマラソンランナーに決まった。大久保社長は「素晴らしい方にランナーを務めてもらうことになり、本当にうれしく思っています。十分に体調を整え、万全の準備をして臨んでいただきたい。楽しみにしています」と語った。

 一方、同局系3番組を不倫騒動で休業中のベッキー(32)について、小杉善信専務が言及。「(復帰は)すべて未定です。現場の番組から『復帰はこうしたい』という提案もありませんので、すべて未定です」とした。