タレントのキャシー中島(64)の青春時代の実話を元にした舞台「横浜グラフィティ」の制作発表が31日、都内で行われた。

 次女の女優勝野雅奈恵(34)が、母親から聞いた話を元にして脚本を初めて手がけた。

 キャシーは2月に右目下にできた皮膚がんを切除手術。約1年半前から赤いイボができていて、病院で検査したらがんだと分かったという。「がん」と聞いた時には、09年に肺がんで死去した長女勝野七奈美さん(享年29)のことを思い出したというが、今は「子どもも大きくなったし、パパ(勝野洋)が支えてくれる。大丈夫です」と笑顔を見せた。

 今も月に1回の通院をしているが、何ら心配はしていない。「若いころの日焼けが原因だと思う」と話した。

 舞台は草刈麻有が主演で、勝野洋輔、水町レイコ、真由子、ささの友間らが出演する。

 7月26日から東京・俳優座劇場、8月6日から横浜・県民共済みらいホールで行う。