覚せい剤取締法違反で懲役2年6月、執行猶予4年の判決を受けた清原和博被告(48)が報道カメラの前で謝罪しなかったことについて、尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(69)が「変わる自分を励ます機会逃した」と心配した。

 清原被告は31日の判決公判の閉廷後、傍聴席に向かって「このたびは申し訳ありませんでした」と頭を下げたが、集まった報道陣の前では謝罪しなかった。

 尾木氏は1日に更新したブログで、清原被告が報道陣の前で謝罪しなかったことを「国民の皆さんへの謝罪ができるいい機会でしたのに それに、薬物やめるという決意も表明して新しい姿見せられるし、公に表明すると、気持ち的にも脱出する契機にもなるのに…」と残念がった。

 清原被告は「更生プログラムを受けて何が何でも更生したい」と決意を明かし、異例の形でより厳しい保護観察付きを求めていたが認められなかった。自力で立ち直ることが求められる。