演歌歌手坂本冬美(49)の新曲「女は抱かれて鮎になる」(7月15日配信開始、8月17日発売)が、TBS系連続ドラマ「神の舌を持つ男」(7月8日スタート、金曜午後10時)の主題歌に決まったことが15日、分かった。同局の現代劇ドラマ枠では90年以降、演歌の主題歌は初めて。

 同ドラマは、「TRICK」「SPEC」などで知られる、堤幸彦監督が手掛けるコミカルミステリー。3人の男女が、温泉宿で寝食を共にしながら謎の温泉芸者を探し求めて、旅する内容で向井理、木村文乃、佐藤二朗らが出演する。

 新曲は堤監督の「ど真ん中の演歌をやっていただきたい」という要望に、坂本が応えた形。堤監督作品では「TRICK」で鬼束ちひろが歌った主題歌「月光」が大ヒットしており、今作も期待がかかる。

 坂本は、本人役でドラマにも出演する。「今年、芸能生活30周年なのですが一番のサプライズ。これ以上のものは、もう暮れまで出てこないと思います」と、驚きと喜びを語った。