アイドルグループ、でんぱ組.incのメンバーが、コスプレ姿で舞台観劇していたことで“マナー違反”との批判を受け、謝罪した。

 でんぱ組の相沢梨紗、夢眠ねむ、成瀬瑛美の3人が観劇したのは、18日より東京・渋谷のAiiA 2.5theater Tokyoで上演中の舞台「あんさんぶるスターズ!オン・ステージ」。男性アイドルを育成するスマートフォン向けゲームを舞台化したもので、でんぱ組の3人はキャラクターのコスプレ姿で観劇していた。

 同舞台の公式サイトでは、観劇マナーの注意事項として、上演中の私語や大声を出すなどの迷惑行為や、写真や映像の撮影の禁止、また「帽子や立体物のついたカチューシャ等」後部座席の観客の視界をふさいでしまうかぶり物は場内では外すなどの配慮を呼びかけているが、「コスプレ」に関する記述はない。しかしアニメやゲームなどを実写化した今回のような“2・5次元もの”の舞台上演等では、ファンの間で「コスプレはNG」が暗黙のルールとされていることから、でんぱ組の3人もネット上で批判を浴びてしまった。

 相沢は20日にツイッターで「観劇に良い雰囲気を作ろうと尽力してくださっている皆様の気持ちを無意識に踏みにじり、傷つけてしまった事を…心からおわびします。ルールとマナーは違うのに、そこに繊細に気がつく事ができせんでした」と謝罪。夢眠も「ライブ形式コンセプトと勘違いし、注意書きを読んだ上でしたが配慮が足りませんでした。今後こういうことがないように気を付けます」と反省した。