先月24日に覚せい剤取締法と大麻取締法(所持)の疑いで逮捕された元俳優の高知東生容疑者(51)の自宅から押収されたストロー1本は、同容疑者の書斎の棚の引き出しから発見されていたことが1日、分かった。関東信越厚生局麻薬取締部は、家族に気付かれずに覚醒剤を使用するため、自分の書斎にストローを隠していた可能性があるとみて調べを進めている。妻の女優高島礼子(51)は前日30日に行った会見で「(薬物の兆候も)分かりませんでした」と話していた。

 同容疑者と知人でクラブホステスの五十川敦子容疑者(33)が横浜市内のラブホテルで現行犯逮捕された際、ホテル室内で覚醒剤4袋(約4グラム)や乾燥大麻約2グラム、大麻煙草(たばこ)3本、ガラス製吸煙器具やストロー6本などが見つかっている。五十川容疑者の自宅からは、焦げた跡があるガラス瓶が押収されている。