俳優の水谷豊(63)が、元“相棒”の及川光博(46)との不仲説を一蹴。ラブラブぶりを見せた。

 水谷は及川がMCを務める5日深夜放送のTBS系「Good Time Music」に出演。人気ドラマシリーズ「相棒」の杉下右京になりきり紅茶のティーカップを持って登場すると、及川を「神戸くん」と、「相棒」出演時の役名で呼んでみせた。

 2人の初対面は7年前。及川は2代目“相棒”として09年の「シーズン7」の最終話から出演した。初対面時の水谷の印象について「ド緊張。ほんとに緊張しましたが、フランクで、とにかく握手から入る。『よろしく』って。すごい和やかなムードを作ってくれる方」と語った。それ以来、“グータッチ”であいさつするほどの仲だという。

 一方の水谷も、及川との共演が決まった当時の心境を「間違いないと思った」と振り返り、「『エリート同士のコンビってうまくいかないんじゃないか』って言われたんですけど、でも逆にそれだからこそ、『エリートって同じじゃないんだ』っていうところから始まって、やっぱり面白かった」と述懐した。

 また、週刊誌やネット上でかねてよりうわさされる不仲説に話が及ぶと、水谷は「それは誰がバラしたんだ!?」と冗談めかしつつ、「歴代(の相棒)みんなと仲悪くされてしまうんですけど、仲悪くしたい人がいるんでしょうね。(不仲は)かすりもしないですよ」と否定した。

 不仲説が報じられた際、2人でそのことについて話したこともあったという。水谷は「笑っちゃうくらいだったね。その通りにしなきゃいけないのか」と報道をネタにしていたそうだが、及川は「そこそこ僕は落ち込んでましたよ」と明かした。

 一部報道では、「相棒」の打ち上げの席で2人が一言も会話を交わさなかったとされたが、及川は「おそらくその記者さんは打ち上げ見てないな」、水谷も「ずっと近づいてしゃべってた」と明かした。そして及川が「僕ら話し始めると、どんどん近くなっちゃうんですよ」と話すと、ともにMCを務めるDreamのAmiは番組中も近距離で仲良く話す2人の姿に「ちょっと思ってました、さっきから。近いなって。チューしちゃうんじゃないかって」と親密な様子に笑顔を見せた。