アニメと実世界を行き来する作品になる映画「妖怪ウォッチ」の第3弾、「空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!」(ウシロシンジ監督、12月17日公開)の実写パートに、山崎賢人(21)斎藤工(34)らが出演することが9日、分かった。役柄は今後発表される。

 前作は興収50億円を超え、ヒットアニメシリーズに定着した。それだけに豪華なキャストが集まった。山崎は「大人気の作品に新しい形で参加させてもらえるのはうれしい」と喜び、映画好きで知られる斎藤も「新しい映画が誕生する瞬間に立ち会えるんじゃないかと、わくわくしています」と話した。ほか浜辺美波、黒島結菜、沢部佑、遠藤憲一、武井咲が出演する。出演者一同「声の出演かと思った」と驚いている。

 物語は、空飛ぶ巨大クジラが現れ、主人公ケータや妖怪たち、周囲が実世界になってしまうことから始まる。アニメと実写部分は、半々の割合という。これまで、ケータの実写パートを演じる南出凌嘉が発表されている。