嵐の大野智(35)が、中学の卒業式のちょっぴり寂しいエピソードを明かした。

 大野は19日放送のラジオ番組「ARASHI DISCOVERY」で中学校の卒業式の思い出を振り返った。中学2年でジャニーズ入りしていた大野は、V6の森田剛が卒業式に学生服の第2ボタン以外がすべて取られたというエピソードを知っていたため、「じゃあ俺も卒業する時すげぇ奪われんのかな、ジャニーズ入ったし。周りの人も(ジャニーズだって)気付いてるし」と意識し、「持ってってくれればいいか」と構えていたという。

 しかし卒業生が退場する段になっても、一向にボタンをもらいにくる生徒はなく、「い、いつくんだろ?いまかな? もうすぐ学校の門でちゃうけど。合図とかあんのかな?」と戸惑い、結局、1つももらわれなかったと明かした。

 「『せめて第2ボタンだけでも取ってください』って思うくらい。なんでだ!?」と当時を思い出し、「勝手に調子に乗ったパターンだよね。奪われると思ってる。剛くんを見てるから」と笑いながら語った大野。「今思ってもやっぱなくなりたかったよね。『俺、無くなったぜ!』って言いたかった。まだあきらめてないからね。家にあるからね、学ラン」と、トホホなエビソードを締めくくった。