女優唯月ふうか(19)が主演ミュージカル「ピーターパン」の舞台稽古中に高さ3メートルから落下、左眼眼窩底(がんかてい)吹き抜け骨折の重傷を負い、入院したことが17日、分かった。

 大阪・梅田芸術劇場で舞台稽古中の16日午後8時半ごろ、ワイヤアクションで高さ3メートルの宙づりの位置から逆さまの状態で降下、通常は高さ1メートルで止まるはずが、舞台スタッフの操作ミスで床面にそのまま落下。顔面を強打し、救急車で大阪市内の病院に緊急搬送された。当時は意識もあり、流血もなかったという。精密検査で眼窩底吹き抜け骨折と診断され、17日の2公演が中止となった。「ピーターパン」は8月3日までの東京公演後、大阪公演は17日の2公演だけだった。