俳優の高畑裕太容疑者(22)が強姦致傷容疑で逮捕され、芸能界における同容疑者の評判や様々な横顔が明らかになっている。

 バラエティー番組等では、空気を読まない言動などややエキセントリックなキャラクターが人気を博していた高畑容疑者だが、同容疑者と共演したニッチェの江上敬子は24日放送のTBS系「ゴゴスマ」で、「本当に気持ちのいい、まっすぐな子だった。バカだなとは思っていたんですけど、こんなにバカだったとは……」と語り、近藤くみこは「テレビに出ているままの子なんです。だからこんなことをするような人には見えなかった」と動揺を隠さなかった。

 またお笑いコンビ、メイプル超合金のカズレーザーも28日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」で、「カメラが回っていないところでもすごく丁寧で明るい方っていうイメージをもっていたので、ニュース聞いても最初はニュースの内容とつながらなかった」と同容疑者の印象を語り、グラビアアイドルの柳ゆり菜も「ちょっと空気の読めない発言がたまにあるのが気になったくらいで、コミュニケーション能力は高かったですし、明るくて。ものの分別がつかないことをするとは思えないような方でした」と語った。

 明るいキャラクターを好意的に受けとめる声があがる一方で、自由奔放すぎる言動を指摘する声もある。お笑いコンビ麒麟の川島明は25日放送のフジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」で、「周りの人が誰かいないと成立しないという、ほんと好き勝手やるというキャラクターで、それがウケてた部分もある」と、危ういほど奔放だったことを指摘。また24日放送のフジテレビ系「とくダネ!」では小倉智昭キャスターが「昨日たまたま彼のタレント仲間の1人とニュースを見ていて、『あぶなっかしいところがあるので心配はしていたんですよね。皆が注意していたんですよ』って。そういうところがちょっとあったみたい」と明かした。

 坂上忍もまた24日放送のフジテレビ系「バイキング」で、別の番組で共演した高畑容疑者について「どこまでが天然で、どこからがキャラ作りなのか見えなくて。悪い子じゃないんだけど、あまりにも自分の欲に向かっていきすぎて、これ失礼だろと思って、お前ちょっとそれないんじゃないの? ってガチで怒っている」と明かした。

 また、性犯罪の容疑で逮捕された高畑容疑者だが、共演した芸能人やスタッフらに言い寄っていたことも明かされている。同容疑者からテレビ番組等でラブコールを受けていたタレントの橋本マナミは26日のフジテレビ系「バイキング」で、「(告白は)ネタかと思ってたんですよ。でも本人にお会いした時に、リアルな感じではありました」と同容疑者の印象を語ったが、「だからといって別にすごい嫌らしい目で見られたりとか『連絡先教えて下さい』ってしつこく来るわけでもなかった」と、同容疑者が奥手だったと明かした。

 しかしモデルでタレントの藤田ニコルは28日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」で、「私にはなかったんですけど、友達と3人でロケをしたんですけど、その時もやっぱり距離は近いなと思ったし、さらっち(モデルの紗蘭)に『好き』とかふざけて言ったりとかしてたけど、それはテレビでのキャラなのかなってみんな思ってた」と同容疑者と共演した際の様子を明かした。またアパレルショップ店員でタレントのぺえも「30~40代の女性のスタイリストにもすごい距離が近いなっていうのがあって。あと私にもグイグイっていうのがあったので、冗談なのか本気なのか、思わず勘違いしちゃう」と自身も言い寄られたことがあると告白した。