リオデジャネイロ五輪柔道男子90キロ級金メダリストのベイカー茉秋(21=東海大)が13日、都内で映画「スーサイド・スクワッド」(デビッド・エアー監督)公開記念イベントに、祖母の小林リナさんと出席した。

 リナさんは、映画のキャラクター「ハーレイ・クイーン」に扮(ふん)して登場し「派手好きなので…。ストッキングも穴が開いちゃって…」とおちゃめに話すと、さすがのベイカーも苦笑い。リオから帰国後は、バラエティー番組出演や、各地でのイベント出演など引っ張りだこで、休みも2日ほどという。そんな中、リナさんがうなぎ店に連れていってくれたといい「おめでとうと言ってくれました。うなぎ店でも1番目立ってました」と笑わせた。

 また、19日の「敬老の日」を前に、ベイカーは「本当に家族の応援が力になっている。支えがあったからこそとれた金メダル。東京五輪も目指すので、健康におしゃれに長生きして、ずっと応援してください」と感謝の気持ちを伝え、金メダルをリナさんの首にかけた。リナさんも「まだまだ頑張ってやってもらわないと。体に気をつけて頑張ってください」と話した。イベントの最後には、ベイカーが映画のPRで締めるところで言葉に詰まると、リナさんが横からささいてフォローする場面もあった。

 イベントには、なだぎ武(45)も出席した。