泰葉(55)の芸能活動再開の会見が21日、都内で行われた。

 泰葉は07年に春風亭小朝(61)と離婚した後、躁(そう)と鬱(うつ)を繰り返す状態が続き、数年前に医師から「両極性障害によるうつ症状」と診断された。当時を「ひどい鬱だった。心だけでなく、体も動けない、起きられない状態で、自分を責めて、死んでしまいたいと思った」と振り返った。そんな泰葉を励ましたのが家族だった。「(林家)正蔵はカップラーメンしか食べない私に肉を食べさてくれたし、(林家)三平はコンサートに連れて行ってくれた。母(海老名香葉子さん)には心配をかけすぎた。親孝行でつぐなっていきたい」と話した。

 今後はCD発売をはじめ、ライブ、三味線と歌で語り継ぐ活動、若手を育てる活動などを行うという。再婚については「もう金髪じゃない方がいい。若くて素敵な人。今日離婚したブラッド・ピットがいい」と笑顔で話した。