大村崑(84)が27日、都内で著書「崑ちゃん ボクの昭和青春譜」のサイン会を行った。

 60~70年代に喜劇俳優として一世を風靡(ふうび)し、65年から出演したオロナミンCMでも「元気ハツラツ」のコピーとともに人気を得た。「面白く読んでもらうため、赤裸々に書いたけど、危険なことはちょっとオブラートに包んだ。この本をトイレで読んでいるけど、笑って快便だよ」。若い時に結核で肺を取っており「CMで『元気ハツラツ』と言っても元気じゃなかった。本に出てくる人も、みんな死んでしまったね」と話した。