歌手の和田アキ子(66)が、子宮がんで全摘出した当時の思いを明かすとともに、乳がん闘病中の小林麻央(34)にエールを送った。

 和田は14日放送のフジテレビ系「バイキング」に生出演。麻央の話題から「実をいうと、結婚して2カ月で子宮がんになって。35年前ですけど」と、81年に子宮がんが発覚し、全摘手術を受けた当時を振り返った。

 「当時は『がん=死ぬ』っていうイメージがあって。それでなくても『男みたい』とか言われてたんで、子ども生むことだけが自分の夢というか、一回産んでちゃんと育てたい、こんな母親でもちゃんと育てられるっていうを目標に結婚したんですよ」と、出産への思いを明かすとともに、「でも子宮がんって言われて、ほんとに『死んでしまいたい』って思うくらいショックを受けました」と語った。

 また、麻央がブログで発信していることについて「こうやって自分から発信して気が紛れたり、また、人が彼女の気持ちをわかってくれる」「麻央さんの薬になっていると思う」とメリットをあげ、「頑張れるところまで頑張ってほしい」とエールを送った。