アメリカ大統領選の共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)が、民主党候補のヒラリー・クリントン氏(69)の選挙戦略を批判した。

 現地時間8日に行われる大統領選挙の投票を前に、トランプ氏とクリントン氏の双方が最後の追い上げを見せている。トランプ氏は現地時間5日にネバダ州リノでの演説で、クリントン氏のセレブを使った選挙戦略を批判した。

 セレブたちの間ではトランプ氏はあまり人気がなく、ケイティ・ペリー(32)やマイリー・サイラス(23)ら有名セレブはクリントン氏への支持を表明しており、彼女の選挙キャンペーンにも参加している。現地時間5日に行われた選挙イベントにも歌手のビヨンセ(35)とジェイ・Z(46)がサポートに駆けつけていた。

 このようにセレブたちからの後ろ盾を受けるクリントン氏について、トランプ氏は「ヒラリーがこういうことをする理由は、誰も彼女のために足を運んだりしないからだよ。彼女では会場を埋めることができない。ほとんど詐欺のようなものじゃないかい?」と攻撃。また、この日のトランプ氏の演説中には不審者が取り押さえられるひと幕もあって、騒動になっていた。【ハリウッドニュース編集部】