公開中のアニメ映画「魔法つかいプリキュア! 奇跡の変身! キュアモフルン!」の大ヒット舞台あいさつが12日、東京・新宿バルト9で行われ、声優高橋李依、堀江由衣、早見沙織、斎藤彩夏が出席した。

 シリーズ21作目の今作で、累計観客動員数が1500万人を達成した。舞台には1500万体は用意できなかったものの、150体のモフルンのぬいぐるみが登場し、大台突破のイベントを彩った。

 斎藤は「歴代先輩の歴史を感じますね」と感慨深げに話し、高橋は「私はプリキュアを見て育った世代。ここに150体のモフルンがいると聞いて…」と、棚にズラリと並んだぬいぐるみを見渡した。

 ところが、ここで高橋は「1体当たり1000万人…?」と大ボケをかました。高橋に助けを求められた堀江も、「私に聞かないで」と苦笑い。計算の苦手な? 2人に、客席のファンから「(1人当たり)10万人」とフォローが入り、高橋もホッとひと息ついていた。しかし、高橋が今度は「10万人の魂がここに…」と再び棚を見上げ、すかさず早見から「お寺さんみたいになってる」と突っ込まれていた。斎藤も「(モフルンが)怖く見えてくる」と震え声を上げ、場内は笑いに包まれていた。