テレビ東京系で毎年1月2日に放送されてきた大型時代劇の歴史が途絶えることが27日、分かった。この日、同局系新春特別ドラマ「釣りバカ日誌 新入社員浜崎伝助」(来年1月2日午後9時放送)の会見が行われ、主演の浜田岳(28)をはじめ、共演の西田敏行(69)広瀬アリス(21)吹越満(51)比嘉愛未(30)が出席した。同ドラマが、37年間続いた大型時代劇の枠で放送されることが発表された。同局は「『釣りバカ日誌』は家族一緒に楽しめ、正月にふさわしいと判断した。ただ、時代劇を今後も放送しないと決めたわけではなく、正月にふさわしい作品は何かと考えて放送していく」と説明した。

 「釣りバカ日誌」は昨年10月期の連続ドラマとして放送され、平均視聴率8・1%を記録。浜田は「若い人から年配の方まで楽しめる作品。いちファンとして形はどうであれ、続いていくことがうれしい」と話した。