英ロック歌手スティング(65)が28日、都内でニューアルバム「ニューヨーク9番街57丁目」発売記念ミニライブを行った。

 6年ぶりの来日で、プロモーション来日は13年ぶりとなった。この日は約100倍という倍率を当選した115人のファンが詰めかけた。

 ステージに登場したスティングは集まったファンに「やぁ、みんな元気かい。今夜はありがとう!」。詰めかけたファンに写真撮影サービスを行い「ありがとう」と日本語で話した。

 ミニライブではポリス時代の名曲「メッセージ・イン・ア・ボトル」、ニューアルバム収録の新曲「アイ・キャント・ストップ・シンキング・アバウト・ユー」などをアコースティックデュオで披露。当初予定には無かった「ダウン・ダウン・ダウン」も含め計5曲で会場を酔わせた。

 「少ない人数でやるほうが難しい。近くてよく見えるし、僕もみんなと同じ人間だから緊張もする。大きなステージでスポットライトを浴びて歌う方が簡単。でも、みんなの笑顔がよく見えてうれしかった」。

 J-WAVEの公開収録も行われた。その中で「来年6月、バンド編成で日本にも来るよ!」とサプライズ発表。「バンドなので、長くやっていなかった曲も出来そうだね」と話し、最後は日本語で「どーもありがとう」と話し、会場を後にした。