年末の風物詩、「現代用語の基礎知識選 2016ユーキャン新語・流行語大賞」が1日、都内で発表され、「神ってる」が年間大賞に選ばれた。

 発表・表彰式には、広島の25年ぶり7度目のセ・リーグ優勝に大きく貢献し、言葉の由来となった神懸かり的な活躍を見せた鈴木誠也外野手(22)が駆けつけた。

 「本日は、このような賞に呼んでいただき、まことにありがとうございます。『神ってる』は、僕自身が言った言葉じゃないので、どのように喜んでいいか分からないが、うれしく思う。優勝していい年になった、僕は一生、忘れないと思う」とあいさつした。

 鈴木は6月17日、18日のオリックス戦で2日連続のサヨナラ本塁打、19日の同カードでも8回に決勝ソロを放つなど3試合連続のV弾。緒方孝市監督も鈴木の神懸かり的な活躍を「神ってる」と表現した。