6人の子供たちの親権をめぐり一時的な合意に達し、アンジェリーナ・ジョリー(41)が引き続き親権を保持することになったブラッド・ピット(52)とジョリーだが、取り決めの詳細な内容が明らかになった。

 2人は10月に親権に関する一時的な取り決めで合意したが、この時、ジョリーが裁判所に提出した書類を米情報サイトE! Newsが入手。これによると、ピットもこれまで同様、セラピストの立会いのもとに子供たちとの面会を続けるとともに、毎週、個人セラピーを受けていくという。

 さらに、ピットは家族全員でのセラピーにも参加し、月に4度、麻薬およびアルコールの検査結果を提出することも義務づけられているという。また、6人の子供たちも、個々にカウンセリングを続けていくらしい。

 裁判書類によると、ピットが子供たちといつどのように面会するかは、親権問題を専門とする精神科医により決定されることになっており、ピットとジョリーもともに、子供たちのカウンセリングに参加しなくてはならない。

 この取り決めは、裁判所から変更命令が下るか、あるいはピットとジョリーが変更に同意するまではそのまま続行するという。

 ピットは今年9月、プライベートジェット機内で長男を虐待したとの疑いでFBIなどが調査を行っていたが、FBIはつい最近、正式に調査を終了したことを発表。疑惑が晴れたことが明らかになったばかりだが、子供たちとの面会には依然として制限がつきまとっているようだ。(ニューヨーク=鹿目直子)