滝沢秀明(34)とV6三宅健(37)が13日、都内で行われた「滝沢歌舞伎2017」(東京・新橋演舞場で4月6日から5月14日まで)の取材会に出席した。昨年に引き続き三宅の出演が決まり、昨年「ケンタッキーフライドチキン」のCMにも一緒に出演した「ケンタッキー」コンビも再結成となる。2人そろって、顔を白塗りしての女形にも挑戦する。

 例年女形の演技があった滝沢と違い、女形初挑戦となる三宅は「以前バラエティー番組で、うちの井ノ原(快彦)くんが京都の舞妓(まいこ)さんの格好をしたら、とんでもないバケモノになったんです。不安ですけど、滝沢に言いくるめられました」と笑った。滝沢から「大丈夫ですよ。いつもとは違う歌舞伎の世界を作ってみたいと思います」とフォローされると、「(役作りで)常に内股で歩くようにします」と話し、笑いを誘った。

 三宅にとってリベンジの舞台となる。初出演となった昨年、3日目の公演で右足を骨折。千秋楽まで出演は続けたが、椅子に座って踊るなど、演出が限られてしまった。「何かの形でリベンジの舞台があったらいいなと思っていたので、今年も、という話を滝沢からもらって、ぜひとも参加したいなと思いました」と意気込んだ。滝沢は「みんなでジャニー(喜多川)さんのイズムをさらに盛り上げていきたい」と誓った。【横山慧】