歌手華原朋美(42)が、昨年10月に行われた馬術ジャパンオープンで優勝を果たし、今年3月に行われる馬術の国際大会への出場権を獲得した。

 14日放送のTBS系「炎の体育会TV 2時間スペシャル」で、同番組の馬術部部長である華原がジャパンオープンに挑戦した模様が放送された。華原は高校時代に国体4位の実績を持つが、昨年同番組で23年ぶりに競技を再開。「プライベートなんてどこにもないです」と語るほどすべてをささげ本格的に馬術に取り組んできた。

 今回、新入部員である欅坂46菅井友香(21)とともに挑んだ馬術ジャパンオープン2016第7戦には、全日本優勝経験者など22人の実力者が出場する大会。同大会で3位以内に入れば、3月に行われる国際馬術掛川2017への切符を手にすることができる。華原は、リスクも高い高得点の障害を2度クリアするなど、ノーミスで競技を終了。1220点というスコアをたたき出し、見事優勝を果たした。

 スタジオで華原は「多分もう無理だなという気持ちがすごいあって、でも絶対優勝したくて、もうギャーっ!!ってなった」と号泣。泣きながら「練習でもミスばっかりで…。人生もミスばっかりで」と出演者と笑わせつつ、「ここで優勝しないとがんばってきた意味がないと思って」と並々ならぬ覚悟で臨んだことを明かした。国際大会への意気込みを聞かれると、「歌手を辞めて」と口走り周囲を慌てさせる場面も。そして「馬中心の生活で、命をかけて一生懸命がんばります」と力強く語った。