NHK木田幸紀放送総局長の定例会見が18日、同局で行われた。スタートした大河ドラマ「おんな城主 直虎」について高く評価した。

 木田総局長は、視聴率(初回16・9%、2話15・5%)を受けて「真田丸の終わり(14・7%)より高かった。ほぼ真田丸と同じところでいい出足。大河史上最も知名度がない人であるにもかかわらず、スーパースターの真田幸村と同じように楽しんでいただけて、スタッフの苦労が視聴者に届いた」と評価した。

 子役が4話まで務める試みについても「子役のオールスターキャスト。表現力豊かな子役に集まっていただき、大人顔負けとはこのこと」と絶賛。「スタッフは不安もあったと思うが、中途半端はかえってよくない。子役3人が離れ離れになるのがこの物語の原点で、ここをちゃんとやらないと話にならない。賭けだったかもしれないが、結果は見事に勝ったと思う」。また「5話から柴咲コウさんの登場で、いい形で期待されると思う」とした。