映画「咲-Saki-」(2月3日公開、小沼雄一監督)の完成披露イベントが18日、東京・TOHOシネマズ日本橋で行われ、主演の女優浜辺美波(16)古畑星夏(20)らが出席した。

 「ヤングガンガン」に連載された人気漫画が原作で、マージャンに青春をかける少女たちの奮闘を描いた。浜辺や古畑のほか、SUPER☆GiRLS浅川梨奈(17)私立恵比寿中学広田あいか(17)ら、アイドルや若手人気女優らが多数出演。そんな中、16歳ながら座長を務めた浜辺は「座長ということで、どうすればいいのかなと思った。メンバーをはじめスタッフさんが支えてくれ、撮影を終えられ、この日を迎えられた。みんなのことを好きになって、楽しい1カ月でした」と感謝を口にした。

 撮影は昨年8月に行われた。撮影での楽しい思い出を語るコーナーでは、夏ならではの思い出話に花を咲かせた。永尾まりや(22)は玉城裕規との共演シーンで突然、クワガタが落ちてきたという。「ビックリして、『クワバタ』って言っちゃった」。浅川もカメムシの臭いに悩まされたエピソードを告白で続いた。「あるとき、休憩から現場に戻ったら、すごい臭いがした。スタッフさんがカメムシを踏んだらしく、強烈な臭いのまま2日間、撮影したのが印象に残っている」。すると広田が「楽しい話をしてたのに…」とボソッとつぶやき、爆笑が起きていた。

 古畑は浜辺のギャップ萌えなエピソードを明かした。「こんなにかわいくてマシュマロちゃんみたいなのに、(食事の時に)飲み物が絶対にコーラなんです。ぱっと見、100%『なっちゃんオレンジ』みたいじゃないですか? それが一番ビックリした」。最後は浜辺自ら「最後、あのちゃんの腕を触らせてもらった」と、腕フェチ? ぶりを告白。突っ込みどころ満載のキャラクターで、登壇者と400人のファンに笑いのネタを提供していた。

 ほか山田杏奈、岡本夏美、佐野ひなこ、小沼監督が登壇した。