コメディアンや俳優などマルチな才能を発揮し“おヒョイ”の愛称で親しまれたタレントの藤村俊二さんが1月25日午後8時45分ごろ、心不全のため入院先で死去した。82歳だった。神奈川県出身。所属事務所によると「復帰を目指して療養しておりましたが、最期は苦しむ様子もなく、穏やかに息を引き取りました」という。

 藤村さんは15年12月に日本テレビ系「ぶらり途中下車の旅」のナレーションを降板。当時、所属事務所と長男亜実氏が連名で「父・藤村俊二の体調不良によりナレーションを降板させていただくことになりました。今後のことにつきましては、父は、ゆっくり考え、またいつか皆さまとお目に掛かることができればと申しております」とコメントしていた。