タレントのユージ(29)が13日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO! Smile!~」に生出演し、宗教法人「幸福の科学」に出家するため芸能界引退を表明した同じ事務所所属の女優清水富美加(22)に「つらい思いをしていたことに気づけず、たいへん申し訳なかったと思う」と謝罪した。清水が08年に受けた所属事務所のオーディションを見ており、清水と付き合いは8年以上に及ぶというユージは、「彼女が違う道を進みたいというのは、彼女の自由。僕は彼女の気持ちを尊重したい」と理解を示した。

 一方で、清水が事務所の待遇に対する不満を一方的に訴えたことには、疑問符をつけた。清水が教団を通じ、水着の仕事を無理やり入れられたと訴えていることに関しては「そんなに悩んでいたのであれば、誰かにちゃんと相談をしていれば、冷たい対応は取ってないと思う。同じ事務所にいて、(自分は)会社の人を全員、知ってますから、そんな冷たい人がいるかな? と疑い深いところもある」と首をかしげた。

 清水の月給が5万円だった時期があったと、教団を通じて訴えたことに対しては「具体的な額は言えないが、安いのは認めます」と明かした。「入ったばかりの、どうなるか分からない子に、大量のお金を渡す事務所はない」と持論を展開しつつ、「ちょっと(清水が)ずるいなと思ったのは、『うちの事務所は給料が安い。最低だ。安月給だ』と言っているけど、彼女が最後にもらっていた金額も発表してほしかった。(清水が)22歳の最後にもらっていた額を聞いて、それでも果たしてかわいそうと思ったか?」と疑問を投げかけた。