“アニキ”こと俳優哀川翔(55)が18日、熱海市で開催された「第64回静岡県PTA研究大会」に招かれ「親力(おやりょく)を高める~原点は家庭教育・一翔両断!」と題して約1時間、独自の子育て論をしゃべりまくった。県内の市町村を持ち回りで年1回実施しているPTA研究大会で、今年は東部地区では最大規模のホールとなる救世会館を使用し、約2000人が訪れた。

 今回のPTA大会のテーマは「親力」。アニキは5人の子持ちで「親が子を引っ張っる。それが子育て」との持論を持つことから講演のオファーを快諾した。

 登壇してさっそく、子育てについて「子どもはちゃんとした判断がつかない。だから、高校卒業までは外泊は禁止。ただし、オレの目が届くなら、友だちを家に呼んで遊ぶならいい」と熱心に語りかけた。

 質疑応答では、親として学校とどう距離をとるか、との答えとして「とにかく学校の行事に参加する。オレなんか餅つきのときは炊きあがる米の見張りだしね。でも、親が出てくれば子どもは喜ぶし、先生やほかの親との会話も弾む。親は学校では先生のサポート役でいいんじゃないかな」とアドバイスした。