お笑いコンビ、バナナマンの設楽統(43)と日村勇紀(44)が、日村が握手会でファンからビンタされた騒動に言及した。

 24日深夜放送のラジオ番組「バナナマンのバナナムーンGOLD」(TBSラジオ)では、2月18日に都内で開催されたバナナマンのトーク&握手会で、日村がファンにビンタされたことも話題に上った。

 相手は一応「ビンタしてもいいですか?」と頼んできて、日村もイジられ芸人という立場から「軽くならいいか」と考えたのだが、思いのほか強い力でビンタされたため、驚きのあまり硬直してしまったという。

 設楽は、「何か言われたら極力応えたいけど、ビンタされだしたら終わりだよ」と苦言を呈する。しかし、バナナマンのギャグが好きだからこその愛あるビンタでもあったのだろうとして、「俺らの世界観が伝わっちゃったから。『俺があいつを作りだしたモンスターだ』って俺はぶっちゃけ日村さんに申し訳なく思った」とファンに勘違いさせるようなギャグを飛ばしてきた自身に責任を感じてもいた。

 日村は「俺みたいなキャラクターは、イジられて得する部分もあるから、ビンタされて握手会やらないのも違うのかな」とジレンマをのぞかせたが、設楽は「エスカレートして刺されたり、鉄の棒で殴られたりしたら危ない」と指摘。設楽は冗談めかして「今度やったらやり返すからな。覚えておけよ。ただじゃおかねーぞ!」とファンにくぎを刺した。このトークは終始和やかな調子で行われた。