音楽活動をしていた大学生冨田真由さん(21)の刺傷事件で、殺人未遂罪などに問われた無職岩崎友宏被告(28=群馬県伊勢崎市)に下された懲役14年6月(求刑は懲役17年)の判決に、タレントの大沢あかね(31)は「ほんとに14年で良いのか」と疑問を投げかけた。

 東京地裁立川支部の裁判員裁判は2月28日、「ファンの立場を超えて一方的に恋愛感情を抱き、逆恨みした」として、懲役14年6月の判決を言い渡した。被告は判決直前に意見陳述し「二度と冨田さんに近づかない、関わらないことを誓います」と述べた。一方で「殺意は認めません」とも強調した。

 大沢は1日放送の日本テレビ系「スッキリ!!」で、岩崎被告に下された判決について「法律的には重いかもしれませんが、冨田さんのことを思うと、たったの14年なのか、というのが正直な気持ち。これからの人生、この傷を背負って行かなきゃいけないと思うと、14年って……ほんとに14年で良いのかと思いますね」とため息をもらした。

 MCの加藤浩次は、被告の態度について「昨日は反省してるみたいなことも述べてましたけど、それまでを見てると反省してるのかって疑問に思ってしまう」と私見を述べた。